神戸中央支部 創立80周年記念式典
「おかげさまで80周年」
神戸中央支部は令和6年をもって創立80周年を迎え、去る10月27日、神戸ポートピアホテル大輪田の間において、神戸中央支部創立80周年記念式典を執り行いました。
当日は本部よりご出講の岡野英夫理事長をお迎えし、圏域担当の瀧久和布教本部員、藤原了常任理事、神戸教区より阪田和男教区長はじめ教区役員、さらにご縁の深いご来賓の皆様にもご臨席を賜わり、会場には350余名が集う盛大な式典となりました。
昭和14年、神戸支部の藤原カク先生に導かれて学びを深めていた中山照雄・雄子先生は、金剛さまの命により、昭和19年に神戸志里池支部を創設されました。
その後、親支部である神戸支部の閉止を受けて名称を神戸支部と改称。続いて昭和36年の支部制度改正に伴い、神戸中央支部と変更しました。支部長には神戸支部から数えると、初代の木村佐太雄先生を皮切りに、藤原カク先生、中山照雄先生、雄子先生、数一先生が継承され、現支部長の中山満介先生で6代目となります。
開会前の会場では、フォトグラフがスクリーンに映し出されました。感動的なBGMと共に80年を振り返る思い出の写真や言葉が流れ、会場には感激のあまり涙を流す参加者が各所で見られました。
午前11時より開会。国歌斉唱、金剛尊者のみ声拝聴、黙祷と続き、涌元宜明実行委員長の開会挨拶があった後、中山満介支部長より式辞が述べられ、来賓祝辞を賜りました。その後、岡野理事長の記念講演があり、み教えの尊さを実感した参加者一同は、ご縁を頂けた感謝と感激で胸がいっぱいになりました。
続いて、神戸生田神社の巫女による「生田の舞」や、同神社神職による「蘭陵王の舞」が見事に披露され、第1部記念式典が恙なく終了しました。その後、第2部の祝賀会では、瀧布教本部員のご発声で乾杯をした後、祝宴が執り行われました。 支部会員による空手・糸東流の演武が披露された後、会場内各所では遠来の元会員や元修行者へのインタビューが展開されて、楽しい賑わいを見せました。続く福引大会では、次々に発表される豪華景品に会場内は大盛り上がりとなり、午後2時30分、森近鋭次実行委員の閉式の辞をもって記念式典は終了となりました。
今回、記念式典の準備や運営には青年部や若手会員が中心となって活躍し、これまで中心的に支部を支えてきた歴戦の勇士たちは彼等のサポートに回りました。会員一同、この式典を機に、人心救済、世相善導に邁進し、初心に戻り一致団結して世のため人のために尽くすことをお誓いする好機となりました。