東北第2教区では9月22日、「東日本大震災慰霊供養2024」を、岩手県陸前高田市脇之沢漁港にて開催しました。
　当日は例年にない大雨に見舞われる中、他教区からの有志の参加もあり、約70名が集まりました。本部出講の福澤文雄布教本部員より、「この雨は、お霊魂さまの嬉し涙として受け止め、真心で供養させていただきましょう」とのご挨拶がありました。その後、堀江敏幸担任部長の先達で般若心経21巻をお唱えしながら、参加者一同で海へたっぷりと天茶を撒かせていただきました。
　いつしか雨も小降りとなり、岸壁に不思議と並んでいるカモメの姿に、ご供養をお受けくださったお霊魂さまの存在を感じました。
　東北第2 教区では、立教100年に向けて、今後も報恩行に精進してまいります。