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第19回下仁田大日如来・四柱大神例祭
5月24日、第19回下仁田大日如来・四柱大神様の祭典が、新緑に覆われた群馬県下仁田町の地にて開催されました。本祭典は群馬・埼玉教区合同の下仁田大日如来祭典委員会主催のもと、解脱会本部協賛を頂いて執り行われています。
ご来賓にはこの地を治める荒船神社・高瀬政信総代長をお迎えし、本部より出講の堀越興二常任理事に加えて、倉田正治常任理事、宮坂保徳常任理事にもご参列いただきました。当日は群馬・埼玉教区をはじめ、甲信教区・東京第6教区の会員方にもご参列いただき、123名が参集しました。
本御祭神は、昭和15年8月27日に金剛さまが御自らこの地に足を運ばれて祭祀された大日如来と、天五色大天空大霊魂、天八大龍王大霊魂、天大國主大霊魂、天地表裏姫廻鬼門大霊魂の四柱がお祀りされています。しかし、尊者がご遷化され、さらに戦中戦後の苦難の時代を経て無縁となってしまいました。それからしばらくして、数名の先覚者の夢枕に金剛さまが立たれ、「下仁田の大日如来を世に出せ」とのご啓示があり、先覚者らが探し求めた末に、この地の小詞に祀られた「大日如来」を見つけ出したのでした。その後、「大日講」を組織し祭儀を執り行い、平成15年に講を解散し祭祀行事もなくなったものの、再興を望む声が多く寄せられ、翌16年には大日如来に加え四柱大神様を共にお祀りし、祭典を再開しました。また、令和4年より荒船神社境内の一角にお祀りし、今日に至っています。また、毎月24日には高崎中央支部の皆様が月参りと清掃奉仕をしてくださり、維持管理に努めていただいています。
当日は午前11時より開式。修祓、奠供、山﨑正道祭典委員長による敬白文奏上と続き、来賓による焼香の後、参加者一同によって拝礼行事、天茶供養が厳かに執り行われ、山﨑祭典委員長より挨拶が述べられました。続いて来賓紹介に移り、最後に、堀越常任理事による祝辞をもって、祭典は恙なく終了となりました。
行事を終えて、今回、祭典委員長を務めた埼玉教区・山﨑教区長は、「私たちは日々、大日如来様、四柱大神様のご加護を頂いていることを忘れずに、この神事を子々孫々にお伝えしていく役目がある」とお使いいただくことの尊さを改めて感じると共に、節目となる第20回の祭典には多くの方に参列いただける期待を述べながらそのための努力を惜しまないことを誓いました。