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わかりやすい解脱の教え
朝、笑顔でかわす「おはよう」の挨拶は、とても気持ちが良いですね。
落ち込んだ翌日でも、家族や同僚からの笑顔の挨拶に励まされ、「今日も一日がんばろう」と思えたりするものです。逆にこちらが挨拶したのに相手が応えてくれないと、がっかりした気持ちになり、「もしかして嫌われている?」とさえ思うこともあります。
こんなふうに、挨拶には「相手に心を伝える」力があるのです。
「おはよう」には、今日もお互いが元気でうれしいという気持ち。
「行ってらっしゃい」には、無事に帰ってきてほしいという家族の願い。
「いただきます」と「ごちそうさま」は、お肉や野菜などの食材に宿った命に、そしておいしく調理してくれた人に対する感謝の心――そうしたさまざまな思いを伝えられる挨拶って、とてもすてきなものだと思いませんか。
本来、「挨拶」という言葉には、「心をひらいて相手にせまる」という意味があります。それはつまり「自ら一歩ふみ出す」ということ。だから誰かに会った時には、まず自分の方から元気よく「おはようございます!」と声をかけてみてください。
挨拶は人間関係の第一歩であり、明るくイキイキとした人生をつくるカギなのです。
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