4月21日、日本橋中央支部創立80周年記念感謝会を開催しました。
　中町家が解脱会に法縁を頂いたのは昭和7年、家に出入りをしていた呉服商の落合道之助氏に中町ユカ氏が導かれ、四ツ谷の金剛さまのもとを訪れたのが最初でした。中町家では当時、夫婦間、親子間で諍いが多いことに心を痛めていたユカ氏は金剛さまのご指導を頂く中で、家庭の立て直しは自分の役目だと精進しました。夫の喜作氏は妻の変わり様と家庭が穏やかで円満になっていく様子を目の当たりにして心が動かされ、それまでとは人が変わったようにみ教えを学ぶようになり、昭和19年1月14日、築地支部を授かり初代支部長を拝命。その後、住まいと道場を築地から日本橋に移し、日本橋中央支部と改称。今年80周年を迎えるお運びを頂きました。
　当日は13時30分開式、拝礼行事、御声拝聴、みさとし拝読と続き、中町恭子支部長より支部長挨拶を頂きました。挨拶の中で「良いことばかりだと人間は過信をしてしまいがち、人生には色々なことがあり、全て自分に与えられた勉強だと思い努力させていただくことが大事。日本橋中央支部にご縁のあった皆様とみ教えを学ばせていただけることが本当に幸せで有り難い。今日の幸せは神々様、五智如来様、解脱金剛さまのお蔭さまを頂きご先祖さま、亡き主人の余徳のお蔭さま、そして支部会員の皆様に支えられての80年であると思います」と感謝の言葉を述べられました。
　次に２名の支部会員の功労者表彰が行われ、これまで支部に貢献してこられたご両人に敬意を表しました。
　岡野英夫理事長にご臨席の栄を賜り、有り難いご講話を頂戴し、勤行法則の大切さを改めて伝えられました。その後、閉会挨拶、終礼行事と続き、第一部が終了しました。
　続く第２部祝賀会では、乾杯の前にサプライズとして支部長への感謝の花束贈呈が行われました。乾杯の後は、お弁当、アルコール飲料等を頂きながら、支部80周年の思い出を6名の代表者に語っていただき、その後はカラオケで岡野理事長の美声を皮切りに大いに盛り上がりました。最後は幹事による万歳三唱で元気よく締めくくりました。
　改めて、今年無事に80周年を迎えさせていただき、記念感謝会を開催できましたことを感謝申し上げます。