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東北第2教区・若い親世代がつながる「子育て講座」を開催
9月3日、東北第2教区主催の「子育て講座」が初めて開催されました。教区副担任部長の柳下啓子さんが運営する「きらきら保育園」を会場に行われ、子を持つ若い父親や母親、当園の保育士らが参加しました。
まずは当園の御神前で園児たちが毎朝行う「はじまりの会(御神前での御挨拶)」からスタート。子供たちは託児コーナーでお預かりし、続く「フリートーク」の時間は釜石大町支部の阿部心音さんと菊池風花さんが進行役を務めました。2人は幼い頃より柳下さん宅の茶話会を通じて解脱の法縁に触れ、現在は親元を離れて、それぞれ東京と京都の大学に通っています。
自分の将来を思い描くようになった2人から、「女性が社会で活躍し、生涯独身の選択もできる時代に結婚・出産をする意味」「思い描く理想の家庭像と実際の生活」などの結婚や子育てに関する率直な疑問が投げかけられ、参加者たちは彼女たちの真剣さに応えるように、良いことも上手くいかないことも誤魔化すことなく答える光景が印象的でした。
その後、本部出講の中村浩之指導員の講話では、氏神様の尊さなど教えの基本から始まり、育児を母親一人で抱え込まず周りに助けを求めること、家庭における夫(父親)の協力の重要性などについて語り、「子育てとは、親が子供の姿を見て自分を育てること」としてご自身の体験をもとに「子育て」の尊さについて参加者たちに伝えました。
最後に、柳下さんとともに今回の子育て講座の準備を進めてきた合澤洋子教区担任部長による「まとめ」の挨拶をもって閉会しました。合澤さんと柳下さんは、この講座が子育てという共通の悩みを安心して打ち明けられる場となり、さらには支部へとつながる足がかりとなることを願い、今後も定期的に開催したいとの意気込みを語りました。
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