神奈川教区・女性大会
幅広い世代で学び合い楽しむ
神奈川教区女性部では6月8日、湘南道場にて女性大会を開催し、64名が参加しました。
今回は、本部布教活動方針・活動実践の重点項目の1つである「各地のニーズにあった女性活動を進める」を基に、「女性活動プラン」をどのように実践するかについて役員会で話し合い、幅広い世代で学び合い楽しむことを目的としました。
まず、圏域担当の三浦純布教本部員より、「災害が多い日本に住む私たちが改めて国土の恩について、災害地に想いを寄せる心を学ぶ」をテーマにご講話を頂きました。生活の中で「やすらぎ、あったか、思いやり」の心を活かし、「小さな恩」を積み重ねていくことで、当たり前と思って見過ごしてしまいがちな「大きな恩」に気づくことができることを学ばせていただきました。
また、日本建国の時代から男女が協力して国土を創り上げた神話を基に、女性だからこそできる役割について学んだ他、「国土の大御恩」を次世代に伝える一番の方法として、三聖地巡拝錬成を通じて、聖地の空気を心から味わう体験をしてもらうことが大切だと、教えていただきました。
後半は昨年、教区役員が参加させていただいた東京第六教区主催「ウィメンズフェス」を参考に、神奈川教区のカラーを活かした4つのブースを設置し、それぞれ自由に参加できるようにしました。
まず「三浦先生と茶話会」のブースでは、講話とは一味違い、皆で楽しく笑いながらおしゃべりができました。次に「介護相談ブース」では、地域の民生委員である会員さんが各市町村の介護の冊子を用意して、手続きの方法などを紹介しました。
さらに「お楽しみブース」として、女子青年部による「綿菓子作り」と「ネイル体験」の2ブースを用意しました。綿菓子作りは、幼児のお子さんだけでなく、大人にも大好評でした。ネイル体験では家で使い切れずに残っているアイシャドウやリップを再利用するなどの青年部のアイディアが光り、順番待ちの列ができるほどの人気ぶりで、ネイルを終えた方は皆、素敵な笑顔を浮かべていました。
また、行事の間に災害地への募金が呼びかけられ、この日の参加者の真心である26,698円が鈴木陽子副担任部長から三浦先生に手渡され、本部へ納められました。
いつもと違った内容での開催でしたが、役員一人ひとりが案を考え主体的に取り組めたこと、参加した方が笑顔で交流できたことは、今後に向けた新しい一歩になりました。これからもこの一歩を大切に、それぞれの年代に合った学びを通して、皆さんが生き生きと楽しめるような活動をしていきたいと思います。