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東京第6教区・
第57回彰義隊並びに上野戦争犠牲者供養会

 3月24日、東京・上野公園彰義隊墓所前にて、第57回彰義隊並びに上野戦争犠牲者供養会を90名が参加者して開催しました。上野公園の桜の花はまだ蕾の状態でしたが、花見?を待ちわびた人で賑わっておりました。上野戦争は、慶応4(1868)年5月15日、江戸上野において、旧幕府軍、彰義隊と薩摩藩、長州藩を中心とする新政府軍との間で行われた戦いで、戊辰戦争の戦いの一つです。
 この戦いから100回忌にあたる昭和42 (1967) 年5月14日、上野彰義隊士100年祭が上野彰義隊墓所で開催され、東京第6教区の諸先輩有志が参加されたのが、現在に続く彰義隊供養の始まりです。
 当日は、まず大石邦雄教区長の開会挨拶の後、大石教区長、宮島喜逸本会相談役、各支部長がご焼香を捧げました。続いて、各支部代表者の天茶の撒き供養と共に、上野戦争犠牲者の怨親平等供養を厳かに執り行わせていただきました。
 当日は、戦死を逃れた彰義隊武士の子孫の一人、旧上野彰義隊墓所事務局の小川潔氏がお見えになり、当行事を一部始終ご覧になられて、感謝のお言葉を述べられておりました。また、供養開始前には外国の方も含めて一般の方々も祭壇前でお参りいただきました。
 行事終了後は、参加者のご焼香後にお供物を配布し解散となりました。

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