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東京第6教区・第56回彰義隊並びに上野戦争犠牲者供養

 東京第6教区では3月26日、振りしきる雨の下、満開の桜が咲く上野恩賜公園彰義隊墓所前で4年ぶりに人数制限を設けず、76名が参加して第56回彰義隊並びに上野戦争犠牲者供養を開催いたしました。

 上野戦争は、幕末から明治初期にかけて日本国内が敵味方となって激しく争われた戊辰戦争の一つ。慶応4(1868)年5 月15日、江戸の治安維持を担う彰義隊と明治新政府軍との間で勃発し双方から多大な犠牲者を出し、中でも中心となり戦った彰義隊の犠牲者は260名を超えました。

 大石邦雄教区長から、「彰義隊の供養は怨親平等の精神でウクライナ戦争犠牲者やトルコ東南部地震犠牲者の供養も含めて真心からさせていただきましょう」と開会挨拶。その言葉を胸に、代表者がご焼香、上野戦争犠牲者敵味方全てのお霊魂へ各支部代表者が天茶の撒き供養を捧げました。閉会後は参加者全員でご焼香をさせていただきました。

 最後に、教区役員と各支部有志のご奉仕により、雨の中ですが無事に開催できましたこと、御礼申し上げます。(教区実行委員記)

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