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本部研修・修法研修

 8月26日~27日、御霊地・解脱研修センターにて修法研修が開催されました。今回は新型コロナウィルス感染症が5類に移行後、初めて宿泊研修の形で行われ、「修法シートに基づいた仲介・修業を学び、支部で御五法修業の尊さを伝えられる人になる」をテーマに23名が参加しました。
 また今研修では、特別に岡野英夫理事長が両日に亘って参加され、別のフロアでは布教本部員が修法の研鑽を深めました。
 研修は午前10時から拝礼行事に始まり、木﨑成博教務局長は開講挨拶で「解脱の教えは、それを理解し、生活の中で実行すること」と述べる中で、分かったつもりではその尊さを人に伝えられないので学び直しが必要であることを示唆、今研修が自身を磨く機会となることを期待されました。
 続いて岡野理事長が「御五法の尊さ」をテーマに講話。人間の三つの心的要素である「智(知性)」「情(感情)」「意(意志)」に言及される中で、神から授かる自身の神心を取り巻く先祖伝来の「情」「意」が濁っていると、人から受ける愛や慈しみを跳ね除けて「智」まで届かないことを説かれ、神心を発揮し、恩を感じて礼に生きるために、御修業により「情」「意」の汚れをとる、人格完成の道すがらを示されました。

 その後、岩田始教務部次長より「お浄めと天茶供養」についての講話があり、事例を交えながら、作法や供養の心構えを分かりやすく解説されました。午後は、引き続き岩田教務部次長より「御五法修業の目的と心得」「霊動の見方」について学び、霊動を思い込みで見ないことや、御修業中の動きには全て意味があることを改めて確認しました。続いてお浄めを行い、4班に分かれての実修では、班の担当員が初参加の研修生にも分かりやすく作法を手ほどきする場面や、研修生がこの機に確認したい点を熱心に質問する場面が見られ、一日目は倉田正治常任理事のまとめの講話で終了しました。
 二日目は、6時半の班ごとのお山参拝で始まり、福澤文雄布教本部員の朝の挨拶の後、午後まで実修を行い研鑽を深めました。
 その後、田村和彦常任理事が「支部に貢献できる人とは」をテーマに、事例を上げながら支部の運営を支える人材の在り方を伝えました。

 最後に、木﨑教務局長の閉講挨拶で研修を締めくくり、拝礼行事、先祖供養、世界怨親平等供養を厳修し、午後3時に閉講。参加者は支部での活動の更なる活躍を誓い、御霊地を後にしました。

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