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春の到来を祝して節分会

 2月1日、本部道場、御霊地ならびに全国各道場で報恩日行事に引き続いて節分会が行われました。今年も昨年同様、コロナ禍を鑑みて、恒例の直会や奉納演奏などは中止となりましたが、代表者による三声一声での豆撒きにより春の到来を祝しました。また、参加者には福銭や福だるま、福袋などのお供物が配られました。

 本部道場では、約100名の会員が参加しました。出講の早川廣美常任理事が挨拶に立ち、「大自然の循環と共に私たちの営みと暮らしがあります」と述べ、大自然の恵みに感謝して真の行ないによって幸福の輪を広げていく大切さを強調しました。その後、早川常任理事が三声一声で勢いよく豆撒きを行い、撒かれた福豆を拾い集める人が多くいました。

 御霊地では、暖かな陽が注ぐ午後の道場に会員111名が集いました。本部出講の岡野英夫理事長が年男として先頭に立ち、他役員10名がそれに続いて福豆を高らかに撒きました。挨拶で岡野理事長は「解脱のみ教えにくるんだ福豆を持ち帰り、ぜひ周囲の方や家族へ幸せを願ってお分けいただきたい」と述べました。

 札幌道場では、連日続く極寒の中、3年ぶりに参加制限なしで開催されました。新型コロナ感染防止対策として抽選会等のアトラクションは中止されましたが、賑々しいものとなりました。豆撒き式では、本部出講の山本吉朗布教本部員、車康平理事、森下勇理事参与、鈴木秀男北海道々南教区長が年男を務め、今年1年の無病息災を祈願して豆を撒きました。

 湘南道場では、本部出講の徳田光行道場長、神静圏域責任者の福井恒明理事、三浦純圏域担当が臨席の下、紅白幕に囲まれた道場内に神奈川、静岡両教区の会員が多く集いました。節分会では、年男年女の会員が紹介された後、三浦担当が正面に立ち参加者と共に三声一声を発声。続いて、会員が奉納した菓子などが当たる福引が和やかに行われました。

 中部道場では、裃を纏った、厄年、年男、年女の方々11名が、本部出講の服部宇之輔相談役の三声一声による「福は内」の発声の下で一斉に豆撒きがスタートし、場内も和やかで楽しいひと時を過ごしました。帰りの際には、95名の参加者全員が福袋を受け取って福を持ち帰り、令和5年の前途を祝す賑やかな節分会でした。

 関西道場では、寒空の中を65名が集まりました。本部出講の柴田正美道場長から「福は、心の内に備わっているもの。心の内を感謝で満たして、大いに福を呼びましょう」との挨拶を受け、続く豆撒き式にて柴田道場長による威勢の良い「福は内、福は内、福は内、福は〜内」の発声で、参加者は絶対感謝で生活していくことを改めて胸に刻みました。

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