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黒 姫 便 り

解脱会員にとって欠かせない「天茶」。良質な甘茶が産出されることから解脱会の天茶に相応しいと金剛さまが選ばれた地、長野県上水内郡信濃町にある「天茶の黒姫」こと、黒姫出張所から「黒姫便り」をお届けします。

#005
「天茶への感謝を新たにした収穫感謝祭

 11月20日、前日に初雪を記録した長野県・黒姫において法嗣さま、岡野理事長をはじめとする本会役員、地元の御来賓の方々をお迎えし、恒例の天茶収穫感謝祭が開催されました。
 法嗣さまからのご挨拶では、昨今の社会情勢の影響についても触れられ、当たり前だと思っていた日常に変化が生じる中で、改めて感謝の心の重要性を説かれました。その中で、収穫される天茶量の減少傾向にある今は、大自然から頂く恵みや、生産に携わる方々へ改めて感謝をする時なのではないかとお互いのあり方をふり返ることを述べられ、感謝の心で天茶を頂くことの大切さが共有されました。
 続いて行われた直会では、女性従業員による手料理が振る舞われる中、来賓の乾杯では町役場の方より日頃の生産への取り組みに対する敬意と、無事に収穫を迎えられたことへの祝辞が述べられました。信濃町は天茶(甘茶)栽培に適した地であり、町の伝統ある特産品です。しかし、数十軒あった生産農家は年々減少しており、今後、地域農業を次世代へ繋いでいくため、行政との一層の連携が欠かせないと改めて感じました。

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雪景色の黒姫出張所
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法嗣さまからのご挨拶
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直会にて岡野理事長がご挨拶
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荒木常彰本部教務員が草取り奉仕団の報告
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今回もお疲れ様でしたとパチリ

 また「草取り奉仕団」を代表して荒木常彰本部教務員より、天茶の収穫や草取りを支援する奉仕活動が4年目を迎え、今シーズンも無事に終了したことが報告されました。この活動は、見返りを求めない奉仕の精神に基づき発足され、 4年間で延べ1,032名が全国から参加。真夏の過酷な環境下にも関わらず、交通事故や熱中症は1件も発生しておらず、天候にも恵まれ、計49日の間に中止は一度もなかったそうです。終始、和やかな雰囲気の中、楽しい一時を過ごし、最後に万歳三唱をもって終了となりました。

#004
「いよいよ天茶の収穫です」

 9月を迎えた黒姫では、いよいよ天茶の収穫が始まります。この収穫期は約1カ月間続き、十数名の臨時パートの皆さんと共に全農場の収穫を一気に仕上げます。また、収穫と同時に乾燥や揉捻(茶葉をもむ作業)なども工場で行われるため黒姫工場の繫忙期となります。
9月になってもまだまだ厳しい暑さが続く中、午前中には総出で刈り取りを行います。従業員は20~30年も継続されているベテランばかりで、天茶は手際よく株元から鎌で刈り取られ、麻紐で括られ、次々とトラックに積まれていきます。作業の合間には、こまめな休憩も欠かせません。黒姫で実ったスイカを頬張って水分補給をするのが伝統となっています。
収穫を終えた天茶は、新鮮なうちに葉こき・乾燥・揉捻・発酵という工程を経て、袋詰めをした後、全国へ届けられます。黒姫で愛情がたっぷり注がれた天茶を楽しみにお待ちください。

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収穫後は直ぐに葉こき作業を行う
黒姫のスイカで水分補給
朝霧の中で天茶を収穫

#003
「草取り本番と感謝会

草取り本番
 日に日に緑が深まる黒姫高原。6月中旬から梅雨に入り、天茶も順調に育つ時期を迎えました。同時に雑草の生長も勢いを増し、いよいよ草取り作業の本番です。
 この時期、女性従業員9名が広大な天茶畑を回り、草取りに汗を流しています。腰をかがめて黙々と行う大変な作業ですが、皆さん笑顔で取り組んでくださっています。
 新人の女性従業員さんに感想を伺うと、「とても楽しいです。自然の中での作業は本当に気持ちがよく、皆さんとおしゃべりしながらの作業は苦になりません」とのこと。それを聞いた先輩従業員さんは、「新人さんが来てくれて本当に嬉しい。皆が明るく、笑いあいながら働いていて、私は“救世主”だと思っています。この幸せな雰囲気が天茶にも伝わって、きっと良い天茶になりますよ」と語ってくれました。
 また、畑の土についても話が広がりました。「土の中にはミミズがたくさんいて、それを食べにイノシシもやってくる」「草取り鎌が手に響くほどの硬い土もあるけれど、天茶畑の土はふかふかで柔らかいから作業が楽」との声も。ミミズは「畑の神様」とも呼ばれ、目に見えない微生物とともに土を豊かにしてくれる有り難い存在です。

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草取り作業の様子
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熱中症、日焼け対策バッチリ
昨年植えた苗の様子
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黒姫出張所の供養札

6月の感謝会
 毎月12日に行われる黒姫出張所の感謝会。6月は本部総務部事業係の職員も参加し、拝礼行事、清水所長の挨拶に続いて、出版されたばかりの『天茶歳時記』を用いて学びました。
 この書籍は、平成10年~11年までの解脱誌に連載された記事をまとめたもので、執筆者・中江サチさんより寄贈されました。皆で読み合わせをしながら、当時の天茶栽培の様子や従業員の努力に思いを馳せました。
 中でも心に残ったのは、当時から現在まで27年間、勤め続けている77歳の女性従業員さんのお話です。「50歳から働き始め、ずっと守られてきたと感じている」と語るその笑顔が印象的で、今も皆から慕われる存在です。
 感謝会の最後には、天茶栽培に関わる諸霊や従業員各家のご先祖様へ感謝のご供養を行い、直会では和やかな交流の時間を過ごしました。

#002
「新人さんと草取り奉仕」

 5月を迎えた黒姫では、月初より季節パートの従業員をお迎えしました。農場は、雪解けとともに青々とした天茶の新芽や回りの草花が徐々に生育してきており、日々、総出で草取り作業が行われています。今春から季節パートさんと女性従業員さんがそれぞれ1名ずつ加わったことで、より一層明るい雰囲気となりました。
 5月20日には黒姫弁財天ならびに天圀蔵五柱五成大神社前において御守護神祭が無事執り行われ、そこでお二方にお話を伺いました。まず女性従業員さんは「(現従業員の方に)誘われて転職しました。一度、見学に来た時(初めてお会いした従業員さんの)人柄に惚れ、とても良い職場だと思いました。皆さん明るく元気で話しやすい雰囲気だったので、一緒に働きたいと思い、転職を決めました。入ってからも、先輩方に大変良くしてもらっていて、毎日とても楽しくお仕事をさせていただいています」とお話しくださいました。また、季節パートさん(男性)は「前から働きたいと思っていたので、お誘いがあってとても嬉しかったです。皆さんにいろいろ教わったお蔭で慣れてきて、毎日楽しく仕事ができ、とても嬉しいです。外作業は重労働で大変ですが、休憩の時に皆さんとおしゃべりすることが楽しみの一つになっています。毎晩の晩酌も一日の楽しみです!」とお話しくださいました。
 従業員一同、新メンバーが加わったことを大変喜んでいるとのことです。きっと、このような思いをもった皆様の手で育てられる天茶は、より大きな愛情を受けて大きく立派に育っていくことと思います。(御守護神祭の様子は、ニュースサイトに記事が掲載されていますので、ぜひご覧ください)

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黒姫出張所の天茶
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​御守護神祭 直会の準備の様子
黒姫弁財天の例祭の様子
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草取りの様子

 また、5月には契約農家さんにもお話を伺う機会がありました。20年以上にわたり生産し続けてくださっている2組の農家さんで、近年は高齢となり、夏場の草取りや秋の収穫期の葉こき作業といった手作業でしかできない工程に特に苦労されている様子でした。
 黒姫出張所でも同じく、草取りに大変な労力を要していますが、近年は草取り奉仕団によるご奉仕に大勢の方々がご参加くださり、大変助かっております。皆様、ご協力ありがとうございます。
 本年も「草取り奉仕団実行委員会」による「草取り奉仕」が行われます。開催期日等、詳細につきましては、以下のリンクをご覧ください。ご興味のある方は公式ラインに登録し、実行委員会へお問い合わせいただきますようお願いいたします。
 次号は、梅雨時の畑や感謝会の様子などをお届け予定です。どうぞお楽しみに!

#001
「雪解けが待ち遠しい黒姫」

 4月中旬の黒姫近辺は桜が満開。黒姫山にはまだ雪がかかっていますが、写真のとおり天茶畑はすっかり雪が解けました。
 黒姫出張所の御守護神“天圀蔵五柱五成大神”の外宮が現在、青いシートで覆われているのは、お社の建て替え中のためです。御祭神は、今年2月の遷御式にて出張所内の御神前にご安置され、5月の春季例大祭の際に、新しいお社へお移りいただきます。
(遷御式の様子についてはニュースサイトをご覧ください)

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(黒姫出張所の外観)
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(黒姫山を背に苗植え用の天茶畑)

 越冬期の出張所では、製品づくりが着々と進められました。
 昨秋に収穫された天茶は、すぐに葉こきして、揉捻・発酵・一時乾燥まで行われます。その後、茶葉は、天茶(袋)用とティーバッグ用の2種類に選別され、最後に最終乾燥が行われます。
 4月は毎日のようにティーバッグの製作が行われており、2月から続いたこの工程も終わりが近づいてきました。
 写真のとおり、充填機によって専用の不織布に入れられた茶葉は、手作業でパッケージに入れられた後、熱圧着により密封されます。そして、これを箱詰めすることでティーバッグの製品化の工程が完了となります。

 製品づくりが終わると、いよいよ4月下旬から畑での作業が始まります。
 次号は、雪解け後の天茶畑の作業風景をレポートします。 どうぞお楽しみに!

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