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新宗連「平和への巡礼Ⅰ」にて
法嗣さまがタイをご訪問
法嗣さまは、2月22日から26日にかけて行われた新日本宗教団体連合会(通称=新宗連)主催の「平和への巡礼Ⅰ」に参加され、各教団の代表者と共にタイ王国の各所を巡礼して戦没者へ慰霊の祈りを捧げ、世界平和の実現を誓われました。
本巡礼団は、令和6年より新宗連がテーマとして掲げた「すべてのいのちを尊ぶ世界実現」に則り、終戦80年を迎えるにあたり、改めてすべての戦没者に思いを馳せると共に、「絶対非戦」の精神に基づいて真心からの慰霊を行う特別事業の一環として派遣されました。
22日午前にタイ・バンコクへ向けて羽田空港を出発し、到着後、一行は結団式を行い、巡礼の意義を確認しました。
23日はカンチャナブリへ移動、まず旧日本軍によって強制労働を課せられた現地民や捕虜の人々の生活状況などを伝えるために設立されたJEATH戦争博物館を訪問しました。続いて、連合国軍共同墓地、カンチャナブリ慰霊塔において、慰霊の祈りを捧げると共に献花を行いました。その後、映画『戦場にかける橋』の舞台でも知られるメクロン鉄橋を視察し、クワイ河平和寺院にて慰霊行事を行いました。
24日はヘルファイア・パス・メモリアルをはじめ、泰緬鉄道の線路などを徒歩で視察しました。その後は泰緬鉄道のタイ側の終点跡地である「ナムトクの丘」に建立されたサンプラプーン(タイ式供養塔)にて、「戦争犠牲者慰霊並びに平和祈願式典」を挙行。この供養塔は、1974年に新宗連青年会が「東南アジア青年平和使節団」を派遣した際に建立され、泰緬鉄道建設で犠牲となられたすべての霊魂に対する慰霊と供養の誠を捧げ、供養塔前の碑文には「泰緬鉄道犠牲者の霊に捧ぐ ここに『大東亜戦争の証人』が眠る ブーゲンビリアの花の咲く限り 私たちはあなた方の平安を祈り続けます」と刻まれています。式典における教団別礼拝に立たれた法嗣さまは、祈願文、三綱五常報恩を念唱され、慰霊の誠をお捧げしました。
25日はタイの各所を視察した後、一行は解団式を行い、26日に無事、帰国しました。
今回の巡礼を経て法嗣さまは、戦争というものがいかに愚かで悲しいものであるかを実感すると共に、犠牲となられた霊魂の平和を望む思いを受け取って実現させていくことが慰霊に繋がるのではないか、と感じられたとのことです。
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