




安心と歓喜と希望の生活を実現する解脱会
民族の伝統と現代的知性に生きる解脱会
親・子・孫一つになれる解脱会
絵手紙・短歌・川柳コーナー
出版部に送っていただいた作品をこちらでご紹介しています。ご投稿お待ちしています。
俳句川柳
秩父中村支部 根岸功
備蓄米 放出しても 効果なし
蕗摘んで 蕗味噌にして 食卓え
肌乾燥 掻く手止らず 傷出来る
使えない スマホ孫らに 教えられ
花粉舞い マスク離せず 鼻つまり
菜種梅雨 田畑潤す 恵み雨
自然中 囲まれうれし 農楽し
晴れ空に 花粉かかすみ 山脈見えず
令和7年9月15日更新
俳 句
高崎正観寺支部 宮崎絹江
車椅子 押してたずねる 花の里
老いて母 連れ来し里の 花はまだ
花まだき 桜の里は 子等遊ぶ
見上げたる 枝に小さき 芽吹く花
花見来て 寒きに帰り そばすする
令和7年9月15日更新
短 歌
高崎中央支部 室橋玲子
出来ぬことは言わずに出来ることをやれ
こんなに空が青いのだから
テレビもラジオも消して耳を澄ませたり
あなたの足音聞こえるように
太陽を背にして畑の草を引く
梅雨の明けたる朝の畑に
うすれゆく月影見上げてひと休み
早朝の畑に草とたわむる
泥んこあそびするように草とたわむれる
雨後の畑の朝日まぶしき
早朝を夫と畑の草を引く
草の林となりたる畑の
令和7年9月15日更新

秩父上町支部 浅見輝美
令和7年9月1日更新
俳句川柳
秩父中村支部 根岸功
守られて おかげ生かされ 感謝して
赤城嶺は 吹雪いて里は カラ〳〵に
セルフレジ なれない我は 惑いおり
軒並に 値上りをして 火の車
チャンネル権 妻持っていて 俺れ観れず
今日も又 赤城颪が 吹きまくり
スマホ変え 仕様分からず 苦労する
備蓄米 放出遅く 値を上げる
令和7年5月29日更新
短 歌
秩父三沢支部 眞下ケサ子
五月度は自主感謝会 拝礼の
行事をすませ宝登山へ行く
久びさに訪ねケーブル待つ駅に
神の山なる薫風わたる
ケーブルは”もんきい“号や新緑の
あふれる山間を瞰つつ登りぬ
珍しき夏臘梅の花咲くを
眺め喜びスマホ向け合う
奥社の参拝を終え見遥かす
秩父連山靄に淡しも
令和7年5月29日更新
俳句川柳
秩父中村支部 根岸功
落葉の 峠の道は 山眠る
寒風に 日脚が伸びて 春気配
太陽の 与えて求めぬ 心持て
連日の 厳しい寒さ 炬燵出ず
アレソレと 会話を交す 共認知
米値上げ 太巻すしが 細くなり
陥没の 崩落の穴 拡大す
あの友も 認知が進み 返納す
教え受け 与えて求めぬ 心掛け
令和7年3月31日更新
短 歌
大岡山支部 古澤久美子
おでん食べ 味がしみたと 箸のばし
ほほばる口に 大根のぞく
これ入れて あれも入れてと 鍋見ては
夕げのしたく あたまめぐらす
久びさに 食卓にのる ひとしなに
甘い辛いか 朝と食べては
皿洗い 鍋を洗いて 食器かご
一日終えて 明日のでばんまち
あわてたり 斗にお米を 計りては
指から落ちた いそぎあつめて
朝支度 二人息子を 送り出し
東に筑波 陽は昇りきし
口からは 忘れっぽいねと 言う息子
箸も止めずに かけこむあさげ
おはようと 仕事のはなし 手みぢかに
暖房つける 日々はじまりて
朝終えて ラジオ新聞 かたり聴き
きのうきょうはと 予定めぐらす
令和7年3月31日更新
俳句川柳
秩父中村支部 根岸功
幸せは 感謝の心に 訪れる
秋野菜 天候不順で 値上りす
チャン呼ばり 幼馴染の なつかしさ
柚の香の 香り漂よう 冬至風呂
感謝する 心に幸せ 来ると云う
除夜の鐘 聞き初詣り 年明ける
箱根路を タスキを継ぎ 走り抜け
熱戦の 駅伝観戦 寝正月
寒さ増し 炬燵で猫と 丸くなり
寒風で 畑に出られず 炬燵番
令和7年2月28日更新
短 歌
秩父三沢支部 眞下ケサ子
親族が集まり祝うお元日
震災忌なる能登を悼みぬ
縁起物と飾りておきし獅子柚子を
三ヶ日過ぎ甘煮にと割る
「べらぼう」の意味はと辞書で確かめぬ
大河ドラマが今夜スタート
平服で式に出てより七十年
成人の日の国旗を揚げる
老いわれは常連客よ週一度の
移動スーパー楽鳴らし来る
令和7年2月28日更新
俳句川柳
秩父中村支部 根岸功
菊香り 風爽やかな 文化の日
幸せは 普通なことの 中にあり
平凡で 普通の中に 素晴しさ
柿みかん 色付き庭を 明かるくす
川岸に ススキの穂ゆれ 秋深む
満開の 菊鮮やかに 黄に染まる
晴れ渡る 秋空青く 爽やかに
鳥獣が 柿ねらい来る 里の秋
秋空に 鰯雲湧き にぎやかに
令和7年1月31日更新
