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群馬教区
第60回嬬恋萬霊魂祭塔供養祭

 群馬教区では9月14日、嬬恋村鎌原観音堂前にて「第60回嬬恋萬霊魂祭塔供養祭」を102名参加の下で行いました。また今回もご多忙の中、嬬恋村の熊川栄村長と地元・鎌原の小嶋正区長にもご参加いただきました。
 この供養祭は、天明3年の浅間山大噴火で犠牲となった霊魂や戦国時代より古戦場となっていた山麓の敵味方の霊魂、地区土地関係有縁無縁一切の萬霊に対して供養すると共に、教区全体、特に青年部の決起大会として行われています。
 当日は午前10時より、浅間山に対する拝礼から始まりました。続いて、拝礼の儀、表白之文奏上の後、参加者全員で般若心経三巻の天茶の撒き供養と供養塔を通しての供養をさせていただきました。その後、終礼の儀、浅間山に対して拝礼の後、割田祐治教区長の挨拶をもって終了しました。
 本供養祭は、今年で60回の節目を迎えました。コロナ禍が明けて以降、近年は若い世代の参加者も増えてきたものの、やはり見慣れた顔ぶれが大半を占めています。この行事をどのように続けていけば良いかは教区の大きな課題です。
 今年は102名という多くの方にご参加いただきましたが、大人数が集まったから良いのではなく、先々にまで繋げていくためには私たちが何をさせていただけば良いのか、日々天職努力を続けていく中で見出してゆかねばならないと感じました。

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