会祖 

岡野 聖憲

(おかの せいけん)

 

解脱会の会祖・岡野聖憲は、明治14年(1881年)に、埼玉県の北本宿(現在の北本市)に生まれました。父母や先祖に深い思慕の情を持ち、愛郷の念に厚かった会祖は、その一方で社会国家に尽くすとの青雲の志を持ち、苦難の末、実業界にて大きな成功をおさめました。しかし大病を機に、神意を感得する神秘的な経験を重ねる中、真の幸せと恒久的な平和は宗教以外にはないと悟り、昭和4年(1929年)に解脱会を立教しました。

 

以来会祖は、「人間の幸福」は物質的な充足のみにあるのではなく、精神を高め言動を正していく中に恵まれるものであるとして、敬神崇祖・感謝報恩の道を説き、ひたすら人心救済・世相善導に全生命をささげ、多くの人材を育て上げて、昭和23年(1948年)に永遠の世界に旅立ちました。

 

没後、生前の功績を認められ、縁のある真言宗醍醐派三宝院より「解脱金剛」の諡号を贈られた会祖を、解脱会においては「尊者」あるいは「金剛さま」と尊称しております。

 

現在、会祖は「死した後も泉山(御寺泉涌寺)を護持し奉らん」との遺志を受けた泉涌寺の特別なご配慮により、泉涌寺の境内に建立された解脱金剛宝塔に鎮まり、日本の繁栄と御皇室の弥栄のために霊界において活動されています。