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第46回広島原爆犠牲者慰霊供養会
悲惨な歴史を風化させないために

 8月18日、広島平和記念公園にて第46回広島原爆犠牲者慰霊供養会が執り行われ、中国第1教区・第2教区から合わせて53名が参加しました。
 開式に先立つ午前10時30分、原爆死没者慰霊碑を拝礼し、献花と1分間の黙祷を捧げました。その後、韓国人犠牲者供養塔にも生花を捧げ、天茶の撒き供養をさせていただきました。
 午前11時、参加者一同が原爆供養塔前に整列し開式。まず、中国第2教区・猪子恭一教区長が開会の挨拶を述べました。
 次に、「広島原爆犠牲者之霊」「広島原爆被災鳥獣虫魚之霊」「広島原爆被災樹木草之霊」「広島原爆被災土精萬霊」の諸霊に対し、1分間の黙祷を捧げました。続いて猪子教区長が諷誦文を奏上し、「この悲惨な被爆体験を風化させることなく、二度と同じ歴史を繰り返さぬことを希望し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現を希求いたします」と参加者一同で誓い、真心から般若心経7巻を厳修しました。
 最後に、中国第1教区・高杉昌則教区長より閉会の挨拶が述べられた後、公園の周囲を流れる旧太田川へ天茶の撒き供養を行い、終了しました。
 当日は、熱中症警戒アラートが発令されている中での供養会であったため、参加者には日陰で参列していただきました。また、参列された藤原了常任理事と教区担当の田邊洋一布教本部員ご夫妻から供養会終了後にご挨拶を頂きました。
 また当日、準備等をしてくださった広島可部支部の方々をはじめ多くの皆さんご協力のお蔭で、供養会を滞りなく進めることができました。ありがとうございました。

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