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第19回実践作文コンクール

優秀作品

低学年の部

わたしのまわりのありがとう
阿佐谷北支部 小二 すぎうら たまき


 わたしはおとうさんと、おかあさんと、お兄ちゃんの四人かぞくです。五月から、おとうさんが、おしごとでいばらきけんに、たんしんふにんになり行きました。
 今まで四人ですんでいる時は、おしごとがお休みの日にはあそんでくれたり、いっしょにごはんをたべたり、おふろに入ったりすることが、あたり前でした。でも今は、月に二回くらいしかかえってこないので、おとうさんに会えません。なのでとてもさみしいです。
 そのかわり気づいたことがあります。ひさしぶりにおとうさんに会えた時に、ああいう話をしようとか、うれしかった出きごとをつたえたいと、ワクワクたのしい気もちになります。そして元気でかぞくのために、毎日、おしごとをがんばってくれているおとうさんに、ありがとうとあらためて思いました。  つぎにおとうさんがかえってきてくれた時に、いつもありがとうの気もちを、たくさんたくさんつたえたいです。

中学年の部

周りにたくさんあるありがとう
中野支部 小四 中村 咲紀子

 
​ 「ありがとう」その言葉は相手も自分も、言った時も言われた時もうれしくなれるやさしい言葉。
 「お父さん。料理を作ってくれてありがとう。」お父さんのおかげで料理がたべられる。
 「お母さん。服をあらってくれてありがとう。」お母さんのおかげできれいな服がきられる。じゅぎょう中にも、「えんぴつひろってくれてありがとう。」友だちのおかげでなんだかうれしくなれる。町の中でも、「ありがとうございます。」周りの人が、「おとしましたよ。」とおしえてくれたおかげで、なんだかホッと一安心できる。電車の中でも、心で「ありがとうございます。」と心の中で思っているありがとうもある。車しょうさんが電車をうごかしてくれているおかげで、遠くに行くことができる。人だけではなく、しぜんにも「ありがとう」と思うことはたくさんある。たとえば、木がはえていてくれると、その木を木材にして、たてものなどを作ることができる。だから、「ありがとう。」海や川があることで魚をつかまえて、たべたりそだてたりすることができる。だから、「ありがとう。」雨がふっていることで水がダムにたまって家や町などで水を使うことができる。だから「ありがとう。」しぜんって大切なんだなってあらためて思うことがある。自分があいてに「ありがとう」を言われる時もある。わすれものを友だちの家にとどけに行った時、ものをかしてあげた時、かぞくになにかを買ってあげた時、友だちやかぞくの手つだいをした時、「ありがとう。」と言ってくれると、なんだかやってよかったなと思う。
 「ありがとう」その言葉は使うと、みんながうれしくなれる。自分の周りにはたくさんの「ありがとう」がある。だからこそ、もっと「周りのありがとう」をふやしていきたいです。

高学年の部

みんなに『ありがとう!!』
鳴海支部 五年 伊藤嘉音

 私の家は、お父さん・お母さん・お姉ちゃんの四人家族です。お父さんは、平日朝早くから夜おそくまで仕事をしているので毎日会うことができません。そのかわりお母さんがご飯を作ってくれたり、洗たくや私たちの身の回りの事をやってくれます。
 お母さんのもう一つの顔は、保育園で働く保育士です。保育園では、小さい子のおむつをかえたり、大きい子のクラスではいっしょに遊んだり、給食の手伝いをしているそうです。私のお母さんは、友達のお母さんとちがってつめをのばして、きれいにネイルをすることはありません。いつもつめは短く清けつにしていないと保育園の子にきずをつけてしまったりするからです。時には、消どくで手があれている時もあり『いたそうだなぁ』と思うこともあります。そんなお母さんの手ですがギュッと手をつなぐと安心するし、「いってきます」とタッチすると元気が出ます。なんだかとても不思議です。
 いつもお母さんからパワーをもらっているので私が学校から先に帰った時は、洗たく物を取りこむ手伝いをしています。お母さんが仕事から帰ってその事に気づくと 「かのん、ありがとう」といつも言ってくれます。少しはずかしいけれどとてもうれしいです。
 お姉ちゃんは、毎日お風呂そうじの手伝いをしています。いつもピカピカにしてくれるのでお風呂に気持ち良く入る事ができます。よくけんかをしてしまうけれど、『お風呂そうじをありがとう』とす直に言えるといいなぁと思っています。
 私は、友達や先生には『ありがとう』と言えるのに、家族にはなかなか言えません。これからは大きな声で『ありがとう!!』と言える人になりたいです。
優中
優高
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